2025年度ドラマ ドラマレビュー

もしもこの世が舞台なら最終回ネタバレ感想|久部の転落とWS劇場の行方

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう最終回が放映されました!

くだらないのに面白くなぜか最後まで見届けてしまったドラマ。

笑っていたはずなのに、気づけば胸の奥に重たいものが残っていました。

「もしもこの世が舞台なら楽屋はどこにあるのだろう」は、

人が少しずつ壊れていく過程を、皮肉とユーモアで描いた作品だったと思います。

その結末を見終えた今、何とも言えない気持ちが残りました。

本記事では『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回を【ネタバレ】でガチレビューいたします!

『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回ネタバレ感想

  1. 『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回あらすじ
  2. 『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回みどころ
  3. 『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回ガチレビュー
  4. ネットでの感想
  5. 『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』を視聴するには?

「もしがく」過去の放送回を振り返ってみませんか?👇

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『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回あらすじ


ゆか
ゆか
『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回のあらすじは?

支配人の大門(野添義弘)、フレ(長野里美)を追い出し、WS劇場を手に入れた久部三成(菅田)。

倖田リカ(二階堂)との関係も良好で、かつて案内所のおばば(菊地凛子)が告げた「一国一城の主となる」という予言が当たったわけだが、ふと、久部にもらった植木が枯れていることに気付いたおばばは「あの男の運気が下がっておるぞ」と呟く。

※公式ホームページより引用

『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』のロケ地情報は毎週更新予定です!

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『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回みどころ

ゆか
ゆか
『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回のみどころは?

次々に久部の元から去る役者。八分坂に残ったものとは?

横暴な振る舞いの久部のもとを離れていく劇団員たち。

そして解散を決意した久部。その後の八分坂に残ったものとは・・?

久部さんの夢はどうなっちゃうの~~??
yuka
yuka

『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回ガチレビュー

このドラマはいったい、どんな終わりを迎えるのか――。

正直、くだらないと言えばくだらないドラマなのに、なぜか最後まで目が離せなかった作品だったなあ。

特に、久部の転落っぷりがどこまで行ってしまうのかが気になって仕方なかった。

あさおくんの絵を汚した件を大瀬に擦り付ける久部には、あまりのくだらなさに思わず笑ってしまいました(笑)。

でもこれがもしがくの良さなんだよね。

ゆか
ゆか
どこまで落ちるの、久部さん・・

そこから久部の暴走はどんどんエスカレートしていき、ついには是尾まで追い出してしまいます。(´;ω;`)

昔の久部に戻ってほしくて本音でぶつかる樹里の気持ちを踏みにじり、挙げ句の果てには劇場のお金にまで手を出す始末。

「久部さん、一体どこに行っちゃうの……?」と、もはや笑うしかない展開でした。

どこで、何を間違えて、こんなふうになってしまったんだろうと考えさせられます。

最後の公演を終え、静かに立ち去っていく是尾の姿は切なすぎました……。

劇場のお金に手を出したことがバレても、久部はみんなの前でさらに嘘を重ね、開き直る始末。

これはさすがにアウトでしょう。

もう何かにとりつかれているレベル・・
yuka
yuka

ここまで横暴な態度を取り続けて、よく今までみんながついてきていたな……と思ってしまいます(^^;

蓬莱くんと樹里さんの冷たい視線が、画面越しでも痛いほど伝わってたよね。

ついに嘘も完全にバレ、劇団員たちに「信頼できない人のもとでは働けない」と言われると、「じゃあみんな出ていけばいい!!」と逆ギレし、すべてを壊しにかかる久部。

残ったわずかな役者で幕を上げるという、あまりにも悲しい状況に……。

そしてテンペストのマスターの助言で、少人数による仮面劇を上演することになります。

マスター、なんだかすごい人な隠し玉なのかと思いきや、そうでもなかったところに笑えるw

だって、何かありそうなオーラだったよね。

それを考えると小林さんの演技力凄いな。

そんな中、八分坂を抜け出したいリカは久部に別れを告げ、彼のもとを去っていきます。

リカ×久部カップルが好きだっただけに、これは正直かなり残念でした~~(;_:)

ついにリカまで失い、さすがに立ち直れなくなった久部は、劇団の解散を決意。

さらに樹里も父親の転勤で八分坂を離れると言い、WS劇場には誰もいなくなってしまいます。

劇場を蓬莱に託した久部は……一体どこへ向かってしまうのか?

蓬莱くん、勇気を出して樹里さんに告白したのに「私は、そうでもないかな」とあっさり玉砕。

樹里さん、久部さんより絶対に蓬莱くんの方がいいと思うんだけどなぁ……。

そして時は流れ、2年後。

テレビ局に勤める蓬莱が目にしたのは、WS劇場のメンバーたちがそれぞれの場所で懸命に生きている姿でした。

ゆか
ゆか
あれからそれぞれが劇場を離れていったんだね

ここまで見て、蓬莱が語った「あの劇場は本当にあったんだろうか?」という言葉のように、

「私たちは一体、何を見せられていたんだろう?」という不思議な感覚に包まれました。

それでも、エンディングで劇場を去っていったみんなの元気な姿をきちんと見られたのは良かったです。

うる爺、なつかしい~~
yuka
yuka

気になる久部さんはというと、元オーナーのもとでお弁当の配達をしている様子。

そんな中、WS劇場のメンバーが集まり、上演予定のない芝居の稽古をしているのを、ただ遠くから眺めている久部の姿は少し寂しく感じました。

樹里に促されながらも、その場を去っていく久部の背中は、何とも言えない余韻を残します。

バッドエンドではないけれど、ハッピーエンドとは言えない、どこか割り切れない終わり方にモヤモヤが残るのも正直なところ。

救いは、最後にそれぞれの“今”が描かれたことだけれど、やっぱり少し物悲しさが残るドラマでした。

もう少し明るい終わり方を期待してしまったけれど、(リカと再会するとかね)

この不思議な感じが三谷ワールドなのかな、と感じさせられた最終回です。

ネットでの感想

ゆか
ゆか
ネットでもたくさんの感想が寄せられていたよ!

『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』を視聴するには?

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まとめ

『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回をまとめてみました!

  1. 『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回あらすじ
  2. 『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回みどころ
  3. 『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』最終回ガチレビュー
  4. ネットでの感想
  5. 『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』を視聴するには?

ハッピーエンドとは言えないけれど、確かに“何か”を残してくれたドラマでした。

あの劇場で過ごした時間が本当にあったのか、ふと考えてしまいます。

この不思議な感じも含めて、忘れられない三谷ワールドだったと思います。

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